こんにちは。
新年度が始まり数日経過、そして3連休、なかなかリズムが戻しにくい時期かと思います。
調子が戻ってない保育士さんも、戻ってきた保育士さんも、後悔しない卒園式や進級式を迎えるため考えるところから始めてみませんか。
人生には(お仕事も同じですが)、走る時期、歩く時期、止まる時期があります。
- 走る時期は「目標に向かって進むとき」
- 歩く時期は「何かを探しているとき」
- 止まる時期は「過去を振り返り考えるとき」
卒園児や進級する園児を送る保育士さんにとっては、1月からはとても大切な時期。
今のまま3月の卒園や進級に向かって”走る”こともOKですが、子どもたちのために一度止まって振り返って考えてみませんか。
一度立ち止まって4月~12月のことをしっかりと考えることにより、より充実した3月を迎えることができるはず。
ぜひ試してみてください。
4月から12月を3ヶ月ごとに振り返る
手帳や保育の記録(保育日誌等)を見ながら
- 「4月から6月は、こんなことがあったなぁ~」
- 「○○くんや○○ちゃんに出会ったなぁ
- 「なかなか名前が覚えられなかったなぁ」
など良かったことや良くなかったことがたくさん出てくると思います。いくつか質問しますので、ノートやメモ帳に書き出しながらちょっと思い出してみてください。
4月~6月、あなたにとって楽しかったこと、良かったことはどんなことがありますか。
なるべくたくさん思い出してください。
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そのなかで一番楽しかったことはどんなことですか。なるべくその場面が目の前に浮かぶように思い出してみてください。
- それはいつごろですか
- どんな人が近くにいますか。
- どんな声が聞こえてきますか。
- どんなにおいがしてきそうですか。
反対に4月~6月、あなたにとって辛かったこと、悔しかったことはどんなことがありますか。
さきほどと同じように、
- それはいつころですか
- どんな人が近くにいますか。
- どんな声が聞こえてきますか。
- どんなにおいがしてきそうですか。
同じことを7月~9月、10月~12月でそれぞれ繰り返します。
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9ヶ月のタイトルをつける
4月~12月をしっかりと振り返ることができましたか。
後悔しない3月を迎えるために、振り返ることはとても重要ですので、しっかりと振り返ってから先に進むようにしてくださいね。
振り返った4月~12月(9ヶ月)をまとめて1つのタイトルをつけるとしたらどんなタイトルをつけますか。例えば
- 嬉し涙ばかりが流れる9ヶ月。
- 笑顔・笑顔・涙
- 子どもたちに感謝
などあなた自身が分かるタイトルで構いません。もちろんマイナスなタイトルがあってもOKです。
理想的な3月をイメージする
4月から12月の9ヶ月をふまえて、どんな3月を迎えたいか考えてみましょう!
「楽しい9ヶ月があったから、もっともっと楽しい3月を迎えよう」とか、「辛い9ヶ月だったから、笑顔あふれる3月にしよう」とか。
4月から12月(9ヶ月間)がマイナスでも、理想的な3月をイメージすれば理想的な3月に近づくことができます。
理想的な3月がそのまま叶うとは限りません。でもあなたが理想的な場面をイメージしなかったり、できないと思えば間違いなく叶いません。
あなたが理想的な3月をイメージして、行動すれば最高な場面(夢)は叶う可能性があります。
本質を探す
一つ必ず叶うヒントを言えば、
あなたが望む場面をそのまま叶えるのでなく、その場面に隠されている本質に気づけば、あなたはその夢に近づくことができる。
例えば卒園式で園児のみんなで大きな声で歌っている場面を夢としましょう。当日何人か欠席となってしまったら、その夢は叶えることができない。
しかし、その卒園式で歌を歌うということを想像した時にどんな気持ちでいたいか考えてみてください。
人によっては園児全員で一体感を持ちたいと考える保育士もいるとすれば、わたしがニコニコ笑顔でいられると考える保育士もいることでしょう。
同じ場面をイメージしても人の気持ちはそれぞれです。その場面に求める感情はどんな感情なのかを探し、見つけることが、3月の理想を叶えるヒントです。
まとめ
いかがでしたか。
最後に今回のブログについてまとめますね。
最高の3月(進級式や卒園式)を迎えるヒントは4月から12月にあります
- 4月~12月を3ヶ月ごとに分けて振り返ってみる。
- 手帳を見ながら4月から6月はどんな3ヶ月だったかな(楽しかったことや悔しかったことは何だったかな)
- 7月から9月はどんな3ヶ月だったかな(楽しかったことや悔しかったことは何だったかな)
- 10月から12月はどんな3ヶ月だったかな(楽しかったことや悔しかったことは何だったかな)
- 9ヶ月間にタイトルをつける
- 9ヶ月を振り返った上でどんな3月を迎えたいかイメージする(卒園式や卒業遠足など、ある1つの場面をしっかりとイメージする)
- イメージした場面に隠されている、本質に気づく(その場面の何が良いのか)
最後までご覧いただきありがとうございます。
後悔しない3月を迎えるために、「振り返り」の時間をぜひ作ってみてください。
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