こちらの記事は
保育士採用に苦しむ認可保育園経営者
人材紹介会社に頼り過ぎの保育園
保育士採用に苦しむ採用担当者様向け
こんにちは!
保育士PlusLaboのヒロです。
前回「あなたが保育士採用に苦労する理由」と「ホームページを作成する前に把握しておきたいこと」について記事を書きました。
まだ読んでいない方はこちらから。
2つの記事を簡単におさらいしましょう
- 保育園はホームページによる採用活動を取り入れていない
- 保育士が採用できないという前にWEBによる告知をするべき
- ホームページ制作をする前に取り組むべきことがある。
- あなたの競合を把握する
そんな話でしたね。
今回のテーマは、
「ホームページ作成前に自園の◯◯だけはるべき」です。
競合調査をしたあとは改めてあなたの保育園について確認してみましょう
ご紹介する戦略は、BtoB(企業間)営業の本を参考に保育士採用における戦略を考えてみました。
私自身はこの方法を取り入れた最中でありますが、多くの保育園がまだ行っていない方法だと自負しています。
では早速紹介していきましょう!
保育園の強み
”あなたの保育園の強み(特徴)は何?”と聞かれたらあなたはどのように答えますか。
「英語教育を毎日取り入れていて、外国の先生が来て指導しています」
とでも答えるのでしょうか。
この回答は、保育園を選ぶ保護者にとっては良いが、求職者に説明するときは不十分である。
強み(特徴)=「保育士が競合ではなくあなたの保育園を選ぶ理由」である。
「あなたの保育園の強み(特徴)」は何ですかと求職者に聞かれたら
先ほどの回答のような保護者が保育園を選ぶ理由ではなく、「保育士が競合ではなく、あなたの保育園を選ぶ理由」を答えるようにしよう!
強みを知るためにも前項の「競合」を把握し、強みを知ろう!
競合がマネできない保育園の強みは?
前回のブログで競合の強みについて推測したと思います。
まだの方はこちらの記事を参考にしてあなたの競合を考えてみてください。
競合の強みを推測したら、自園にある強みをしっかり考えよう!
- 立地条件はどうか
- 給料等の諸条件はどうか
- 研修制度
- 休日の取りやすさ、残業手当はどうか
- 保育内容
- 日々の保育や行事の計画にどこまで意見が通るだろうか
立地条件だけはどうすることもできないが、他の項目についてはしっかりとした対策が取れるはずです。
そんな意見をたくさん聞きますが、同じ保育士や従業員が働いているわけではありません。
「絶対に他と違う負けない強みがある」と信じて考えてみてください。
自園の強みを従業員に聞く
すでに聞いていることかもしれませんが、強みは保育士である従業員に聞いてみましょう。
「保育園の強み=あなたの保育園を選んだ理由」でしたので、
「転職せず、ウチ(自園)で働き続けている理由は何?」と聞くようにしてください。
面と向かって、話しにくい場合はアンケート形式で書いてもらうことをおすすめします。
わたしの場合は従業員が100名以上近くいましたので、集計することも考えてGoogleフォームを使ってアンケート回答のお願いをしました。
Googleフォームの使用方法は別の回で紹介しますね。
競合との差別化軸は何か?
競合との自園を項目別に比較してみて、将来的にも同じ強みでいいの考えてみよう
比較してみて改善が必要であれば時間をかけて少しずつ改善していく
競合と比較する代表的な項目としては
- 休日
- 給料や残業手当
- 研修制度
- 保育内容
- 行事等の計画
があります。
これらは保育士である求職者が、新しい保育園に求める代表的な項目です。
競合と比較ししっかり把握しておきましょう
もし差別化できるものがなければ時間をかけて差別化できる内容を作っていくことが大切です。
まとめ
- 保育園の強み=あなたの保育園を選ぶ理由を発見
- 競合がマネできない強みを見つける
- 強みを従業員に聞く
- 競合と差別化する
これらが「保育士採用するためのホームページ作成前におさえておきたいこと(自園編)」のポイントです。
ホームページを作成する前には競合のこと、自園のことをしっかり把握しておくことが必要です。
もう1つ重要なことがありますので、そのことは別の記事で書きたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。