【保育士の履歴書】元人材コンサルが伝授。伝わる転職理由の書き方

保育士の履歴書
ヒロ

こんにちは。ヒロです。

保育士のみならず転職活動で困ることといえば、履歴書の作成や面接対策ではないでしょうか。

書類選考がある保育園では、まず履歴書の中身が重要です。学歴、職歴、免許資格は今までの事実を書けばいいわけですので、問題はないはずです。

しかし、転職理由となるとあなた自身が感じた事実だけを書けば良いというわけにいきません。

転職する理由は人によって異なりますが、実際にはネガティブな理由であることが多くあります。

私も数回転職経験がありますが、正直言って「仕事がきつい」とか「給料が安い」が転職理由でした。しかしネガティブな理由を履歴書に書いてしまうと、「この人は同じ理由で退職してしまうよね」と印象が悪くなります。

どのように書けば印象の良い転職理由になるのでしょうか。

重要なポイントは、転職先の保育園が何を知りたいのかを考えながら書くことです。

そこで今回は、納得してもらえる転職理由の書き方について紹介します。

 

 

ネガティブな転職理由は一旦保留しよう

転職理由
ヒロ
採用担当者は、あなたの何を知りたがっていると思いますか。

転職希望者であるあなたが、どういう人物であるのかを知りたいと思っています。その判断材料として、履歴書に書かれた転職理由は重要です。

例えば、あなたが採用担当者だったとして想像してください。

転職理由に「人間関係が悪かったから」「仕事がきつかったから」などと現在の保育園に対する不満が書いてある履歴書を見てどう感じますか。

コミュニケーション能力がなかったり、忍耐力が足りないのではないかと感じると思います。

保育士の仕事は大変なこと多いので、実際には「人間関係が悪かった」「仕事がきつかった」というネガティブな理由で転職する人はほんと多いです。

しかし、それをストレートに書いて、わざわざ転職を不利にする必要はありません。

ネガティブな理由の場合は、できるだけポジティブな印象を与えられる言い回しに変えればよいのです。

 

 

ポジティブな転職理由に変換しよう

ポジティブへ変換
ヒロ
転職先の保育園が一番心配することは、何だと思いますか。

それはすぐに辞められてしまうことです。

数十万円の求人広告料を支払ってすぐ辞められてしまったらショックです。それに現場の保育士から白い目で見られてしまいます。

「園長先生、見る目全然ないんですね〜」


ネガティブな理由を書くと、せっかく採用しても、同じ理由で辞めてしまうのではないかと不安を与えることになります。

そこで重要なことは、今後継続して働けるポテンシャルをアピールすることです。そのためには前職に不満があって辞めた伝えるのではなく、キャリアップやスキルアップのための転職であることを伝えるべきです。

そのために、必要な行動はこの2つ

  • ネガティブな理由をリストアップ
  • そのネガティブな理由の原因となった出来事から学んだこと(教訓)などを考えてください。

 

ネガティブな出来事を乗り越えようとして、成長した実感はありますよね。

あるいは、解決のために身に付けたスキルや知識はありますよね。思いつく限り、書き出してください。

ないと思うと書き出すことが出てきませんので、あると思って探してみてください。

 

 

具体例を紹介

転職理由の例

それでは上記の手順で、ネガティブな理由をポジティブな理由に変換する具体例を紹介します。もしクラス担当同士の人間関係が悪くて転職したいなら、どうして人間関係が悪くなったのかを考えて下さい。

たとえば「保育の方法について衝突することが多かった」ということが分かったら、それを軸にポジティブな理由に書き換えます。

「保育方針が合わず、話し合いを続けましたが、折り合いがつきませんでした。そんなとき、貴園の保育方針を知って深い感銘を受け、ぜひ従事させていただきたいと思いました」などと書くと良いでしょう。

このように、現職を退職するのはやむを得ないことであり、転職先では前向きに働くつもりであることアピールすることが重要です。また上記のように書けば、問題解決のために積極的に話し合う姿勢や、保育に熱心である人物像を印象付けられます。

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