さて、今日の記事は、、、RSウィルス過去10年で最大の発生件数!!です。
千葉市感染症情報センターが以下のとおり発表しました。
・RSウィルスが前週より増加
・過去10年の同時期と比べると最多
・区別の発生状況は、千葉市緑区が最多
・同区の1歳で最も多い
千葉県や東京都の感染症情報センターでも注意喚起しています。
(当社は保育園を運営しているグループ会社より情報を受け記事を制作しています)
改めて、RSウィルスの症状や保育園で注意したいことをまとめてみました。
鼻水、咳、発熱などのかぜに似た症状が出て、1~2週間ほどで治ります。感染経路は、飛沫感染と接触感染の2つ。一度かかっても免疫が十分にできず、何度もかかります。くり返し感染しながら少しずつ免疫ができて症状は軽くなっていきます。
2歳までにほとんどの子がかかるよくあるウイルスですが、乳児がかかると重症化して入院が必要になってしまうケースもあります。 気管支炎や肺炎、中耳炎を併発することもあります。
【出典】医療法人社団沖田耳鼻咽喉科
・鼻水が出る
・咳が続く
・発熱(38~39℃)
・軽症の上気道炎症状をきたした幼児から乳児にうつることが多い
・咳のある児は0歳児とは接触しないように配慮する
・RSウイルス感染症流行時には、2歳未満児と2歳以上児のクラスは交流を控える
・咳による飛沫や呼吸器分泌物に汚染された手指や物品を介した接触が主たる感染経路である
・玩具の消毒、手指消毒に気を配る
・環境や物品の消毒には塩素系消毒剤やアルコールを用いる
・子どもたちや職員の手洗い・うがいを徹底する
・換気を1回/1時間は行う
・マスクの装着や咳エチケットに努める
(クラス内で発症した園児から感染した職員が自覚がないままに他の児に感染を広げてしまう可能性が高いと考えられるため)
参考:保育所における感染症対策ガイドライン、保育保健における感染症の手引き
最後に大事なことをお伝えすると、
・2歳以上の園児がかかると、咳・鼻水が続く程度で元気に保育所(園)に通う場合がある
・RSウイルス感染症と気づかず急速に感染が拡大してしまうことがある
・0歳児や1歳児が初感染した場合は症状が重くなることが多い
・乳児は肺炎となる場合もある
となります。
地域全体で保護者へ流行していることを伝え、園で流行したときも早めに伝えることが大切です。
RSウィルスの情報は、各地域の感染症情報センターで週に一度更新されます。
各地域の感染症情報センターのリンクを はっておきますのでご参考にしてください。
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