あなたはこのような悩みはありませんか。
1つでも当てはまるものがあれば、この記事は参考になるでしょう。
本編に入ります。
保育士の仕事は、子どもに基本的な生活習慣を身につけさせたり、子どもの身の回りの世話をしたりすることが仕事です。
しかし、円滑に仕事をこなすためには、子どもたちに好かれなければならないでしょう。どんな保育士が、子どもたちに好かれるのでしょうか。
既に大人になった、30歳から39歳の人々を対象に、子どもの頃好きだった保育士についてアンケートを採ってみましたので参考にさせてもらいましょう。
【回答数】
優しかった:46
いつも笑っていた:10
性格が明るかった・おもしろかった:9
褒めてくれた:8
一緒に遊んでくれた:8
同じ目線で話してくれた:4
ヒイキしなかった:4
その他:11
■調査地域:全国
■調査対象:【年齢】30代 【職業】会社員 専業主婦主夫 自営業(個人事業主) 会社役員
■調査期間:2016年09月13日~2016年09月27日
■有効回答数:100サンプル
アンケートの結果、「優しかった」と回答した人が100人中46人と最も多いことが分かりました。
・子どもの自分から見ても優しい顔立ちとわかり、 また、話し方にも安心感があったから。(30代/女性/自営業(個人事業主))
・人見知りで引っ込み思案な性格だったため、優しい先生が1番落ち着けたから。(30代/女性/専業主婦)
・父親・母親以外で初めて長い時間を一緒に過ごす大人の人達。優しいのはもちろんですが、その中に厳しさもあり成長するには欠かせませんでした。(30代/男性/会社員)
優しい先生であると、子ども心にも安心できるという意見があります。
人見知りの人が優しい先生に心を開けたという意見もありました。
確かに、保育園などは、子どもにとっては初めての集団生活の場でしょう。人見知りになってしまう子どもも多いですよね。
そんなときに、常に笑顔で優しい態度を取ってもらえれば、子どもも心を開けるようです。じっくりと話を聞いてくれたり、常に笑顔で声をかけてくれたりなどの行動が優しさにつながるのではないでしょうか。
また、優しさも必要ですが、厳しさも必要だという意見もあります。保育園は色々なことを学ぶ場所です。
ダメな物はダメと言ってくれる厳しさも持ち合わせていることが保育士にとっては大切です。
アンケートの結果、いつも笑っていた人という人が、100人中10人で2番目に多いことが分かりました。次いで、性格が明るかった・面白かったなどが続いています。
・いつも笑顔でいる先生が大好きでした。 近づきやすいと言うか、親しみやすく感じていました。(30代/女性/専業主婦)
・いつもニコニコ笑っていて、ぽっちゃりしていたのでとても癒し効果のある先生だった。(30代/女性/専業主婦)
・にこにこしているだけで、安心できた気がします。自分もそうでありたいと思いました。(30代/女性/専業主婦)
・いつも明るくて子供を楽しませるのが上手な先生だった記憶があるから(30代/女性/専業主婦)
いつもニコニコ笑っている先生が、親しみやすく癒やされるという意見が多いようです。先ほど少し触れましたが、いつも笑っているということは、優しさにもつながるのではないでしょうか。
保育園は、子どもにとっては初めて母親から離れて、子どもたち同士で集団生活を行う場所です。園児たちは、心のどこかで寂しさを感じている物でしょう。そんな時に癒しを求めている様子がうかがえます。
また、性格が明るかった・面白かったと回答している人も、子どもを楽しませるのが上手だったと意見を挙げています。子どもの不安感を少しでも解消するための努力が保育士には必要なのではないでしょうか。
今回のアンケートの結果、子どもは優しさや、先生の笑顔など、子どもの心を落ち着かせたり、癒やしたりしてくれることを望んでいることが分かりました。
保育園は、初めて親から離れて子どもたちが集団生活を行う場所。子どもたちが、心のどこかで寂しさを抱えていることがうかがえました。
また、初めての友だち同士のコミュニケーションも子どもにとっては難しいのでしょう。人見知りの子どももいました。そんな人見知りの子どもの心を開かせるためにも、優しさや笑顔が大切です。
園児は寂しさを抱えているもの。保育士は、そのことを肝に銘じて、子どもの心を癒やしたり寂しさを取り除いたりする努力を行ってみましょう!
いかがでしたでしょうか。
子どもたちが全然懐いてくれない!と悩んでいるときは、子どものことを考えているようで保育士(自分)自身に目が向いています。
特に冒頭書いたこのような悩みの時は特にそうです。
- 転職前の保育園でできたことが新しい保育園でははできない。
- 前の保育園と同じ保育をしているのに子どもが懐いてくれない。
- 前の保育園では○○なやり方で子どもたちは喜んでくれたのに新しい保育園では喜んでくれない。
子どものための保育と考えながらも保育士(自分)自身のための保育をしています。
そんな時は、3つの条件や今回のアンケートの回答を読みながら、過去の経験を一度横に置いて子どもたちに質問をしてみましょう。
きっと子どもたちが答えを教えてくれるはずです。
最後までお読みいただきありがとうございます。