今回はこのような疑問にこたえていきましょう!
こんにちは。わたしは保育園の運営会社で、保育士150名の採用経験がある元人事担当者です。
子ども・子育て支援法が成立した2012年から約7年間保育士の採用活動に従事していました。
ハローワークで保育士が採用できた時代もありましたが、そんな時代も続きませんでした。そのような中で様々な採用媒体を活用し、たくさん失敗も経験。
保育士採用については絶対に諦めず、変化に対応し活動を行ってきました。
紙媒体や価格の安い求人サイトを利用すると私自身で保育士募集の求人内容を考えなければなりません。
保育園が自身の保育園のために考える求人内容では、内容が似通ってきてしまいます。そのためわたしは定期的に求人内容をよくするために取材に来てくれる求人会社を活用しました。
求人内容を定期的に変更しておりました。成功と失敗を踏まえて保育士募集を短期的に行う方法をお伝えします。
保育士を短期的に募集するためには、ターゲットを分けて求人原稿を作り、求人ページを複数作り、Indeedに掲載する、ことが必要です。
保育士の求人を見ていて、1つの求人原稿に正社員もパートも場合によっては調理スタッフも掲載している求人原稿があります。(上記の画像)
フルタイムで働く保育士とパートタイマーで働く保育士では、年齢層も仕事に対する考え方が全く違うはずです。
ターゲットが違う(働き方が違う)保育士に対して、1つの原稿で「当園で働きませんか」とメッセージを送る。
そんな求人原稿を見て「この保育園はわたしを求めている」とは思うはずがありません。
もし、あなたが「複数の雇用形態や勤務時間」を1つの求人原稿(求人ページ)で募集していたのなら、今すぐやめて、雇用形態や勤務時間等に分けて求人を作りましょう!
確かに求人原稿を雇用形態別に分けて、折り込み広告やフリーペーパーを利用していたら費用がたくさんかかってしまいます。
求人広告を量産するためには採用管理システムが必要です。
採用管理システムのほとんどはindeedと連携していますので、採用するための環境は整います。
検索エンジンで「採用管理システム」と検索するとたくさん出てきますので、ここではわたしが使用したことのなるシステムをいくつか紹介しますね。
エン・ジャパン株式会社が提供している採用管理システムです。
indeed自動掲載、Google しごと検索に対応、Yahoo!しごと検索に対Twitter連携、Facebookとの連携が可能です。
作成できる求人数無制限で、費用も無料で利用することができますが、全ての設定を自園でやらなければなりません。
機能や情報量を豊富に掲載することができますので、パソコンが得意な方はおススメです。
engage上で求職者が求人にエントリーする際に会員登録が必要になることが気になる点です。参考サイト:https://en-gage.net/fairy-hoikuen
株式会社アイデムが提供している採用管理システムです。
Indeed自動掲載との連携が可能です。無料プランから有料プランまであり、無料プランであれば10件までの求人を掲載することができます。
わたしは、3年ほどジョブギア採促(有料プラン)を使用しており、保育士や調理員100名以上の採用した際に使用していたシステムです。
無料版は、機能が限られていますが、初期設定はアイデムがおこなってくれるので、必要最低限の機能で十分、パソコンが苦手な方はおススメです。
無料版参考サイト:https://job-gear.net/saisoku/
有料版参考サイト:https://job-gear.net/sakurasaku/
株式会社DREAM packersが提供している有料の採用管理システムです。
アパレル業界に強い採用管理システムなのですが、わたしが手伝っている保育園で最近導入しました。機能的には上記2つと同様にIndeedに自動掲載されます。
導入した4つの理由
- 採用したい保育士が20代であり、アパレル業界で働く従業員層と近い点。
- 写真を多く使用することができ働いたあとのイメージが作りやすい求人ページを作ることができる点
- 応募者が職歴を入力すれば、履歴書を作成できる機能があること
- 応募者は履歴書を持参することなく、面接に来る確率が上がると期待した
費用は初期費用で5万円。月額で3万円となっているが、初期設定はDREAM packersがおこなってくれ、かつ高機能である。
紹介リンク:https://www.dreampackers.jp/mobareki-system.html
そんなお悩みもあると思いますので、わたしが求人数を増やした方法をお伝えします。
採用管理システムを利用した場合の方法ですが、職種欄に採用したいターゲットを入力することで、求人数を増やすことができます。例えば、正社員の保育士を採用する場合
- 正保育士(新卒)
- 正保育士(第二新卒)
- 正保育士(未経験者)
- 正保育士(主任保育士候補)
- 正保育士(2020年4月入職)
- 正保育士(入職日応相談)
などです。
ご覧のとおり、正社員の保育士求人で6つ作ることができます。
パート保育士であれば、勤務時間を明記することもも1つの方法です。
もちろん、あなたの保育園で採用するための基準があると思いますので、基準の範囲内での作成になりますが、参考にしてください。
職種別に求人を作ったら、採用したい応募者に突き刺さるようなメッセージを考えて書きましょう!
職種を1つに絞ることで伝えたいメッセージができると思います。
新卒保育士向けであれば、何が求職者の不安に繋がるのか。その部分を考えて、不安を取り除くメッセージを求人原稿に書くのです。
例えば、社員インタビューでこんなメッセージを添えてみるのはいかがでしょうか。
新卒入社で不安でしたが、子どもへの接し方や保護者の方との関わり方を先輩が丁寧に教えてくれたので安心しました。
小規模園ということもあり、大きな園よりもチームワークが大事になってくるので、協力的で明るい雰囲気です。
また、先輩保育士の教育チームが保育の質の定着を図っており、月数回の訪問を通して、OJTで指導をしていきます。
保育のプロとしての知識や経験が身につきますよ!
今日も最後までご覧いただきありがとうございます。
保育士を短期的に募集する方法は、
求人を作るためにはコツが必要ですので、サポートが必要な方は保育士PlusLaboまでお気軽にご相談ください。
エリアによっては対応できない(取引先と競合してしまうため)場合がありますがお問い合わせください。
ご訪問せずに遠隔で対応することができます。
ご依頼はコメント欄に連絡先とメッセージをお送りください。