現在勤務している保育園の保育内容に不満があり、新たな保育園で働きたいと考える方もいるのではないでしょうか。
子どもたちとの別れは悲しいですが、新しい保育園に求められて新たに先生として働くのは悪いことではありません。
しかしいざ保育士の転職を考えると、不安要素がつきまとい転職を諦める人も多いようです。そこで今日は保育業界の転職で不安に思うことと、その解決策についてまとめてみました。
共働き世帯が増えている現在、保育現場では園児数が増え、土日も関係なく園児を預かる保育園も増えています。
転職する理由のひとつに「労働時間が長い」、「土日出勤もある」といった勤務時間の問題をあげる人も少なくありません。転職先の保育園の勤務実態はどうなのか、不安に感じる人も多いでしょう。
一般企業では面接の際、就業規則などが明記されている書面が用意されることが多いのですが、小規模な保育園の場合、簡単な口頭説明しかされないこともあります。
そこでおすすめしたいのは、
面接の際にきちんと「就労時間」について自分なりに質問をすることです。
などについても確認しておきましょう。
また保育士の仕事は、残業はなくても持ち帰って行う仕事が多い場合もあります。
持ち帰りの仕事についてもきちんと確認しておくことが大切です。
しつこく聞くのは難しいことでもありますが、そこを曖昧に答える保育園は勤務体制にやや問題のある現場かもしれません。
保育現場で働く人は、女性が圧倒的に多いのが現状です。それゆえに女性の職場ならではの人間関係もあります。
人間関係が良い保育園か悪い保育園か、転職する前に分かればよいのですが、実際には入ってみないと分からないことが難しいですよね。
それが分かるヒントとして、働いている保育士さんの平均年齢を見てみましょう。
例えばあまりにも新卒者ばかりの若い保育士さんが集まる保育園では、職場に何かしら問題がある保育園です。毎年たくさんの保育士が退職している可能性もあります。
その一方でベテランと呼ばれる年齢から若年層まで働いている園では、一定の年齢が偏って派閥を組んでいるということは少ないでしょう。
また転職時期を4月入社にすれば、自分と同時に入ってくる同期がいて心強いですよね。
人間関係がもとで転職を考えている方は、面接の際思い切って「前の職場の人間関係がうまく行かず悩みました」ということを伝えてみても良いでしょう。
それにより職場の雰囲気がどういうものか教えてくれる可能性があります。
保育士の仕事は、他の一般的な仕事に比べるとお給料は安いと言われています。残業が多いのに手当もつかず、毎月もらえるお給料も少ないと転職を考える人も少なくありません。
ただお給料のことを直接面接などで質問するのは難しく、確認しにくい問題でもあります。給与面のことを相談したいのであれば、転職の際は人材紹介会社を利用し、間に立つコンサルタントなどに希望をしっかりと伝えてみましょう。
パートとして働く場合でも、例えば事業所内保育所などでは高時給の仕事も多く、自分の希望する時給を探しやすいメリットがあります。
保育士の仕事は月給でみると大幅に高い職場というのはあまりありませんが、賞与をみると数カ月分の差があることが多く、年収にも差がでてきます。
好待遇の職場ほど預かる人数も多く責任も重いことがありますが、その分やりがいを感じることもできるでしょう。
保育業界の転職は何かと不安に感じることもあります。しかし別の職場に飛び込んでみたら、意外と前よりも働きやすくなったという声もたくさん見聞きします。今の保育職場に不満があるのなら、思い切って新しい職場環境を探してみるのも良いでしょう。
いかがでしたでしょうか。
ブログで紹介した大切なことを最後にお伝ええしますね